3000文字チャレンジ仮店舗

3000文字チャレンジの中の人の記事の一時置き場です。

「靴」でググってみた

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みなさま、ごきげんよう

3000文字チャレンジ管理人のなかのです。

 

さて、いよいよ今回は大台の50回に乗っかりました。

 

いやー、50って、ちょっとすごい数字ですよね。
なんと言っても100の半分ですからね。すごい。

 

というわけで、早速、いつものなかのスタイルで、3000文字を書いてみることにいたしましょう。

 

 

早速「靴」でググってみます。

 

はい、ググりました。

 

 

うむむむむ。

 

上からずらりと並ぶのは、靴を売っているネットショップばかりです。

 

ABCマート
SHOP LIST
楽天
ヒラキ
ベルーナ
ロコンド
ZOZO
ニッセン
丸井
ウィキペディア

 

はい、上位10個です。

 

「靴」と入力する人は、靴を探している人だろうということで、グーグル先生は靴が買えるお店をズラッと表示してくれるわけですね。

 

さらに、もっともよさそうなお店として、ABCマートを表示。

確かに間口は広いですし、間違いではなさそうです。

 

このなかで実店舗を構えているのは、ABCマート、ヒラキ、丸井の3つ。

あとはネットのみで展開しているショップやモールとなっています。。

 

ここで、あれ?と思いました。

 

Amazonが入っていない。。

 

なぜだろうと思って、試しに「シューズ」でもググってみましたが、やっぱり出てきません。

おかしいな・・・と思っていたら、謎が解けました。

 

もう一度、検索結果の画面をよく見てみると、一番上にネットショップさながらの、靴のカタログに見える画像、価格、ショップ名の広告が出ています。

 

そう、もうお気づきですね。

 

Amazon は広告枠で「靴」をおさえているのですね。

 

これなら、つねに一丁目一番地に出店できます。

しかも、画像付きなので、ついついクリックしてしまいそうになる。

 

抜け目ないです。

さすが Amazon です。

 

 

ところでみなさんはネットで靴って買いますか?

 

かつて、こういうサイズがある服や靴は、ネットでは売れないと言われていました。

少し前に世間をにぎわしたZOZO も、最初は出店交渉に難航したといいます。

 

 

そんなの売れるわけがない、と。

 

 

ところが今やネットで服や靴を買うのは当たり前になっています。

世の中、変われば変わるものですね。

 

 

先日、私は仕事帰りに無印良品ニトリに行きました。

 

まず、無印良品で探し物をさがしますが、なかなかみつかりません。

商品を確認しようと、ネットで検索してみると、「店舗在庫」というアイコンを見つけました。

そこで調べてみると、なんと今いるお店には在庫がない!

なんだ、今は手のひらの上でお店の在庫も調べられるのか、とびっくりしました。

 

さて、次はニトリです。

こちらもお店に行って、お目当てのものを探しますが、見つかりません。

もしかして・・・

そう思ってニトリのサイトで検索をかけてみると、こちらでも店舗在庫を調べることができるではありませんか!

調べてみると、こちらも在庫切れ。

 

結局、どちらも自宅の近くのお店にあったことが判明しました。

やれやれです。

 

でも、これってうまく利用すれば、本当に便利です。

 

家で在庫を調べてから、お店にTELをして取り置きをおねがいし、買いに行く。

そうすれば、せっかくお店に行ったのに在庫がなくて買えなかった、ということを防げます。

特にサイズものである靴や服の場合は、なおさら便利と言えるかもしれません。

 

ちなみに、少し調べてみたら、ネットで決済し、受取りはお店にするというのが、徐々に広がっているのだそうです。

 

オムニチャネルというみたいですね。

 

店舗受け取りにすれば、送料もかからないし、受取りのために家で待機する必要もない。

家で配送品を待つのって、意外とストレスになることもありますからね。

 

自分で取りに行く方が都合がいい人もいます。

 

で、どちらでもいい人の配送が減れば、配送業者の負担も減りますから、本当に必要としている人の配送がきちんと時間通りに届くようになります。

 

まさに、いいことずくめです。

 

こういう仕組みは、うまく利用したいものです。

 

 

さて、すっかりネットでの買い物の仕方みたいな話になってしまったので、話題を靴に戻しましょう。

 

あらためて、検索画面を見てみます。

 

Google の「靴」の検索結果の下には、検索候補が出ています。

 

検索キーワードを列挙してみます。

 

靴 スニーカー
靴 レディースブランド
靴 レディース
靴 通販 おすすめ
靴 メンズ
靴 サイズ
amazon
靴屋
靴 通販 安い
靴 メンズ ブランド

 

ふむふむ。

 

念のため、ヤフーでも調べてみましょうか。

 

靴下屋
靴流通センター
靴 レディース
靴のヒラキ
靴紐 結び方
靴 メンズ
靴ひものほどけない結び方
靴下
靴 ブランド
靴のサイズ

 

ふむふむ。

 

ちょっと違いますね。

 

まず、「靴」で検索をしている人は、基本的に「靴を買おう」と思っている検索が8割って感じですね。

 

2語目だけで見てみます。

 

スニーカー
レディース
メンズ
レディースブランド
メンズブランド
通販 おすすめ
通販 安い
ブランド
靴屋

 

このあたりには「どんな靴を買おうかな」という意図が透けて見える気がします。

 

「スニーカー」は、ずばりスニーカーが欲しくて探している。

 

これは誰にでもわかります。

 

「通販 おすすめ」

「通販 安い」

 

これは結構ストレート。

ネットでの購買にも結び付きやすい検索です。

 

靴屋

 

これはお店を探しているも含まれますね。

近所にあるお店に行こうとしている可能性もあります。

 

「レディース」
「メンズ」
「レディースブランド」
「メンズブランド」

 

これらは、ザックリした感じがしますから、調べもの的な感覚がまだまだ強いワードです。

 

どんなブランドがあるのだろう?

どんなブランドが人気があるのだろう?

どんなブランドが流行っているのだろう?

どんなブランドがモテるんだろう?

 

こんな感じです。

 

でも、その先にはやっぱり「買う」があるでしょうから、購買に結び付くことには変わりないかもしれませんね。

 

ちょっと面白いのは「靴 Amazon」です。

 

Amazon で買いたいけど、検索結果に出てきていない(ように見える)から、わざわざAmazon と入力しているわけです。

 

このへんにAmazon の小売りとしてのチカラみたいなものを感じます。

 

 

 

一方でヤフーの検索結果に出てきている

 

靴紐の結び方
靴のサイズ

 

といったところは、いわゆる「知りたいワード」ですね。

 

 

どうしてこれがヤフーにだけ表示されているのか?

 

 

そんな疑問をお持ちになられた方は、いらっしゃいますか。

 

 

グーグルとヤフーって、基本の検索エンジンは同じなのですけど、微妙に検索結果が違うのです。

 

それは、情報の出し方の違い、たとえば標準検索かパーソナライズド検索かとか、検索結果を選定する期間の違いといったものが関係しています。

 

で、この「知りたいワード」の件について、私は「ユーザー層の違い」が大きな理由の一つだと思います。

 

グーグルは玄人

ヤフーは素人

 

グーグルは男性

ヤフーは女性

 

少し前までは、こういうことが言われていました。

スマホが普及する以前は、特に顕著だったといいます。

ちなみにこれ、きちんと統計データも存在します。

興味がある方は、ググってみてくださいね。

 

「素人」というとあまり言葉がよくありませんが、これはつまり「普通の人」ってことです。

 

普通の人=老若男女、かなり広範囲にわたります。

 

ネットで買い物をする人って、どちらでしょうか。

おそらくここでいう「玄人」の人ですよね。

 

では、「素人」はどうか?

ネットはメール、調べもの、Youtube で使う程度だったりします。

ネットでの買い物には抵抗がある人も、まだまだいるのです。

 

だから、「素人」が多いヤフーには知りたいワードが含まれてくる。

 

こういう仮説をたてて、検索結果からあれこれ考えるのも、おもしろいものです。

 

 

さて、ここまでで3000文字を無事超えました。

 

いつものように「靴」で検索した検索画面から感じたり考えたりすることをつらつらと書きましたが、はたしてこの記事がみなさまの目に触れることはあるのでしょうか。

 

ないことを祈りつつ、おしまいにしたいと思います。

 

今日はこのへんで。

 

ではまた。